国語 勉強方法

国語の勉強方法を知ろう!

国語の勉強方法ほど、捉えがたいものはありません。
なぜなら私たち日本人は、普段から日本語に接しています。言葉を読み、話しています。

文章は論理構造をなしています。その文章のなかで著者は何が言いたいのか?これを読み取る力が、読解力です。文章の上にただ目を走らせるだけで、「読んでいるつもり」という人もいます。つまり音読や黙読はできるけれど、その意味するところまで、もう一歩踏み込めていないわけですね。ワーキングメモリがついて行っていない状態といえます。こういったところで国語力に差が出てきます。

漢字の知識が多いほど、文章を読んだときに、あやまたずに内容を理解することができます。言葉の読みや意味がわからないと、理解力も低下してしまいます。そこで国語の勉強方法では、漢字や熟語、慣用句、四字熟語なども勉強するわけです。最近では、ネットの検索で、分からない単語をすぐにその場で調べられるので、便利ですね。もちろん国語辞書を手元に置いておくと、なおいいですが・・・。

そのほか国語は、時代によって用法が違ってきます。昔に使われていた国語を古文というわけですが、とくに勉強しなくても、日常生活に困るわけではありません。しかし、歴史を勉強しているときとか、何かの機会で昔の文書に触れることがあったとき、古文を勉強しておけば、なんとなく推測がつくものです。

国語の勉強法は年代によって異なる

国語の勉強方法といっても簡単で、文章を読んで、その内容を把握できるようになることです。
つまり読解力をつけることが基本です。その上での漢字の書き取りや熟語などの暗記です。これは小学生や中学生はもちろん、高校生でも同じことです。

小中学生の場合は、意味記憶が得意なので、どんどん漢字や熟語、慣用句などを暗記するチャンスです。意味記憶とは、論理的なことを無視して丸暗記する記憶。知識記憶ともいいます。

ところが高校生以上になると、脳の特性としてエピソード記憶が得意になり、丸暗記するのが苦手になってきます。その結果、漢字の丸暗記は困難になってきます。そこで、どうしてそうなるのか?と常に考えながらの学習が必須になります。そのほうが覚えやすいからです。

たとえば漢字を部首で分類したり、分解して理解したり、ということです。漢字は、よく観察すると、ちゃんと考えられて組み立てられているものです。そういった部分に着目して、詳細に観察しつつ、理解しながら覚えていくということですね。何も考えずに、紙に、ただひたすら漢字を書きなぐっていく・・・このような勉強の仕方は、高校生以上ではNGということです。

国語の読解力に関してもそうです。
小学校や中学校では、音読したりして、そのまま文章を暗唱するような国語の勉強方法でも通用します。文章構造を「暗記」することで対応できるわけです。

しかし、高校生以上になると、もう少し高度な思考が要求されます。自分で考える力というのでしょうか。比喩するところは何か?とか、指示代名詞が何を指すのかを深く読み取らなければなりません。つまり、高校生以上は音読ではなく、黙読、それも速読に慣れていく必要があります。じつは理解度と速読は比例の関係にあります。

速く読めば読むほど、理解力はアップします。
なぜなら前に書いてあったことを、前頭葉のワーキングメモリに置きながら、どんどん先を読み進んでいけるからです。ゆっくりの読み方では、前に書いてあったことを忘れてしまうので、全体の要旨を俯瞰できなくなってしまいます。

読解力をつけるには?

国語の勉強方法は、とくに高校生以上ともなると、読解力の養成が中心になります。
読解力とは、文章を読み解く能力のことですから、上達するためには多くの文章に接していく以外にありません。読解力をつけるために、「長文読解の問題集」を解くのは間違っています。それは高校受験や大学センター試験対策であって、国語の基礎力の養成にはなりません。

国語における読解力とは、もっと長いスパンでとらえるべきです。
受験だけに通用する能力ではなく、これから社会に出て、いろいろな文書やネット上の記事、文学書などを読んでいくための基礎力です。

読解力があるからこそ、「多くの本を読んでいこう!」という意欲がわいてきます。それが積み重なっていけば、真実を見極める目が培われ、何が正しく何が間違っているかを判断できる洞察力が養われていきます。また文学書に多く接していくことで、自分一人では決して経験できないようなことを、机上だけで経験できるようになります。人生経験が豊かになるのです。

読解力をつけるには、どんどん本を読むことです。読書の習慣をつけることです。本にもいろいろなジャンルがあります。推理小説もあれば、エッセーもあります。受験参考書のような体系的な学問の本もあれば、合格体験記のようなものもあります。トルストイやビクトル・ユゴーなどの世界文学もあります。読解力をつけるには、どれかに偏るのではなく、まんべんなく多くのジャンルの読書に挑戦すべきです。

そのほか読解力をつけるコツとしては、ゆっくり熟読したり音読したりする方法ではなく、速読しながら、一定時間読む習慣をつけましょう。たとえば有酸素運動がありますよね?いくら健康にいいからといっても、だらだらと歩いていては脂肪の燃焼効果は弱くなります。やはり、しゃんと姿勢をよくして、歩幅も大きくとり、速めに歩くことが大切です。それと同じように、読解力をつける国語の勉強方法においても、ある程度のスピードで読むことがポイントになります。

また有酸素運動では、連続して、ある程度の時間を歩いたほうが脂肪が燃焼しやすくなるといわれています。それと同じように読解力を養成するための読書においても、ある程度の時間、継続して読みふけることが大切です。20分以上は読みたいところです。その間、前頭葉のワーキングメモリが活性化しつづけるので、脳力アップに最適です。また文学書や小説を読むと、情景をイメージすることを余儀なくされるので、右脳が活性化するようになります。

国語はすべての教科の基礎

国語の勉強方法に長けてくると、ほかの教科にも好影響が及びます。
これは専門用語で、学習の転移といいます。数学でも社会科でも理科でも、教科書では日本語で解説がなされています。日本語が読めることが前提で、説明されているわけです。その言わんとしていることを論理的に理解することができれば、暗記や記憶も、よりいっそう容易になるのではないでしょうか。

さらに、特恵効果という言葉があります。学習の転移と似ていますが、得意科目の力を伸ばしていけば、しぜんと苦手科目にも好影響が及んでいく、という効果です。その意味では、高校受験や大学入試では、できるだけ早い段階で得意科目を何か一つ作り、それをとことん極めていくべきです、そうすれば、ほかの科目の成績や偏差値も引き上げてくれるからです。

得意科目を何にするかは、各人の自由です。
英語であってもいいし、数学や社会科など、好き好きでしょう。でも国語を得意科目にしてしまえば、論理力の養成になりますし、学習の転移や特恵効果からいっても、効果的だと思います。日本人なので、取り掛かりやすいという理由もあります。長い目で見ると国語力があるということは、この上ない「武器」になります。

 


なお国語の試験問題は、漢字や熟語、慣用句などを問うもの以外は、答えはすべて文章のなかに書かれているものです。そこで要求されるものは、どんな問題に接しても、臨機応変に要旨や言っていることを読み解く「読解力」です。なお、どうしても分からない場合は、まずは問題文を読んでみると、わかることがあります。選択式の設問の場合は消去法でいくと、おのずと絞られていきます。まずは自力で読解して目星をつけ、そのあとに消去法で絞っていくというように、両方向から正答を導くとよいと思います。



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